西医体を終えて
まずはみなさん、西医体お疲れ様でした。片平です。
今年の大会は大阪開催ということで、上級生的には助かりましたが、後輩たち的にはもう少し遠出したかったというところでしょうか。まぁ、来年以降に楽しみは取っておくということにしておきましょう。来年は確か広島開催だったはずなので、期待しておいていいと思います。
それでは、まずチームについて自分が感じたことを書きたいと思います。本当にいいチームになりました。自分がこの陸上部に加わったのは3年生の初めで、その頃と比べると本当に見違えました。自分が入ったときは1年上の先輩と自分たちの学年だけで、チームというよりも陸上好きの友達の集まりみたいでした。それが、どんどん魅力的な後輩たちが加わっていって、とうとう今年本当にチームになった感じました。なぜそう感じたかというと、自分たちの学年が抜けて行ってもこのチームはちゃんと進んでいけると思ったからです。本当に素敵なチームになったと思います。そして、この西医体でみんなの走りをみて、これからもっと強く、もっと上を目指せるチームになると確信しています。9月からは関西医歯薬に向かって頑張っていきましょう‼
次に、自分自身について振り返ってみたいと思います。今回の大会は結果としては過去ワーストのものとなってしまいました。原因はいろいろとあるのですが、やっぱり一番は陸上について考え抜けなかったことです。どうすれば速くなる、どうすればスピードを維持できる、どうすればもっと効率よく走れる、そういうことを今年の自分は考え抜けなかったです。それが去年の今年の自分の一番大きな違いだと思っています。今年の自分が去年の自分と比べて考え抜けていないことに気付いたのは情けないことに、800mの試合のアップをしている時でした。その時まで、自分がこの夏の練習で大会に向けて必要な準備ができていないことに気づくことすらできませんでした。パート長の自分がこの体たらくだったため、夏の練習メニューに関しては本当に中長パートの人に迷惑をかけてしまって、申し訳なかったです。自分のパート長としての任期は終わってしまいましたが、9月からは一部員としてみんなのレベルアップに貢献していきたいと思っています。
自分の情けなさとは別にもう一つ今回の大会で感じたことがあります。それは、医学部陸上のレベルがどんどんと高まっていることです。1500mに関しても、最低でも4分10秒台前半をださないと決勝に残れません。今の自分の走力と自分に残された時間を考えると自分がそのレベルに到達することはとても厳しいと言わざるを得ません。そう考えると自分の陸上の目標はどこにあるのだろうかということが頭の中によぎります。もはや自分に決勝に残るという目標は、目標というよりは夢に近いものになってしまいました。そんな時、頭に浮かんできたのはアメリカのバスケットボールの年間賞の一つであるMIPという言葉です。MIP=Most Improved player 。自分はきっと医学部で一番速い男になることはできませんが、医学部で一番速くなった男にならなれる可能性があるのではないかと思っています。むしろ今すでに速い奴よりも、まだまだ遅くて伸びしろの多い自分の方がむしろ有利とすら言えます。これから最後の1年間、誰よりも成長できるように頑張っていきたいと思います。そして来年の西医体で、誰よりも成長した姿をみなさんに見せられたと思います。これから一年、頑張りたいと思います。
つぎのブログですがそろそろ一年生達のを読んでみたいので
信ちゃん‼
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